注文住宅を検討し始めると、よく耳にする「断熱性」や「高気密・高断熱」という言葉。
「断熱は大事そうだけど、気密性ってそんなに気にする必要があるの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、いくら断熱性を高くしても、気密性が低ければその家は寒く、光熱費が高くなり、家も長持ちしません。
今回は、注文住宅で後悔しないために絶対に知っておきたい「気密性(C値)」の大事さについて打ち合わせサポートの皆川がわかりやすく解説します!
そもそも「気密性(C値)」ってなに?
気密性とは、ひとことで言うと「家にどれくらい隙間がないか(隙間の少なさ)」を表す指標です。
これを数値化したものを「C値(隙間相当面積)」と呼びます。
- C値の単位: ㎠/㎡(家全体の隙間面積÷ 延床面積)
- 数字が小さいほど「隙間が少なく、気密性が高い」ことになります。
例えば、延床面積100㎡の家で「C値=1.0」なら、家全体の隙間をすべて合わせると「ハガキ約1枚分」になります。
ダウンジャケットで例えるとすごく分かりやすい!

- 断熱性 = ダウンジャケットの「羽毛の厚み」
- 気密性 = ダウンジャケットの「チャックや袖口の隙間」
どれだけ最高級で分厚いダウンを着ていても、フロントのチャックが全開だったらめちゃくちゃ寒いですよね。
家づくりもまったく同じで、「断熱材(ダウン)」と「気密(チャックを閉める)」はセットで考えないと意味がありません!
家づくりで気密性が超重要な「4つの理由」
1. 冷暖房効率が上がり、毎月の光熱費が安くなる
気密性が高い家は、魔法瓶のように温かさや涼しさをキープできます。
隙間風が入ってこず、温めた(冷やした)空気が逃げないため、エアコン1〜2台で家じゅう快適になり、電気代を大幅に節約できます。
2. 「家の中の温度差」がなくなり快適&健康に
冬場にリビングは暖かいのに、廊下やトイレ、脱衣所に行くと「ブルッ」と寒くなった経験はありませんか?
気密性と断熱性が高い家は、家中どこにいても温度差が少なくなります。お年寄りのヒートショック(急激な温度変化による脳梗塞や心筋梗塞)を防ぐ意味でも非常に重要です。
3. 壁の中の「結露」を防ぎ、家の寿命を延ばす
実は、家の寿命を縮める最大の敵は「壁の中の結露(内部結露)」です。
部屋の中の湿った空気が壁の隙間から内部に入り込むと、見えないところで柱が腐ったり、シロアリの温床になったりします。しっかり気密をとる(隙間を塞ぐ)ことで、大事な我が家を長持ちさせることができます。
4. 「24時間換気」が正しく機能して空気がキレイになる
現在の家は24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、気密性が低いと正しく換気できません。
ストローでジュースを飲むとき、ストローに穴が開いていると吸えないですよね?
家も同じで、隙間だらけだと換気扇の近くの隙間からばかり空気を吸い込んでしまい、奥の部屋の空気が淀んでしまいます。しっかり部屋全体の空気をキレイにするためにも高気密が不可欠です。
【体験談】気密性(C値)へのこだわりと実際
昨年の冬ですが私の友人が新居に引越しをしました。
新しい住まいでは空調設備にこだわっていて1日中同じ室温にするために寒くも暑くもない家を希望していた友人。より気密性を高めるためにオプションで吹付断熱を追加しました。実際に住んでみたあと感想を聞いてみると夜寝る前に暖房を消しても次の日の朝まで暖かさが残っていて感動した!と。
私も実際に感じましたが、家の中の暖かさがずっと持続していて快適でした。暖房を切ってもいいというのはコスパもよくて安心ですね。
まとめ:気密性は快適で健康な家づくりの要!

注文住宅を建てる際、キッチンや外観などのデザインに目が行きがちですが、「暮らしやすさ」や「住んでからのコスト」を左右するのは気密性です。
後からリフォームで気密性を高めるのは非常に大変なので、ぜひ建築前の段階から「C値」にこだわって、後悔のない快適な家づくりを進めてみてくださいね!
コタエルハウスの注文住宅【S】ならより気密性にこだわった住まいをご提案。蓮田、大宮、北本店にて詳しいご説明もできますので気になった方はぜひお問合せください。